リピート系FXトレードEA SmallStack FX デモ口座版を公開しました

今まではSBI FXトレードを使って手動トラリピで資産運用してきましたが、トレードの自動化を図ってEAを自作しました。

今回、EAのMT4デモ口座版を公開します。

もちろん、無料です。

ロジックは手動トラリピをそのまま取り込んだので、ナンピンロジックになります。

要は、一定間隔で指値、逆指値の注文を行い、指定した利益幅で利益確定するだけです。

MT4の使い方はとりあえず、各MT4対応FX業者や先人の方々のブログをご参照ください。いずれは本ブログでも掲載していきたいと思います。

EAを使った自動トレードの特徴は設定項目の3以降は稼働中にも設定変更が可能です。それによって

  • トレンドが逆行した場合は相場追従モードをfalseにして最大ポジション数を少なくすることで、必要以上のポジション数を増やさないように制御する。またはトラップ幅を広げて、ポジションの増加数を抑える。
  • レンジが小さい場合は、トラップ幅と利益幅を小さくし、利益確定回数を増やす。
  • トレンドが順行した場合は、利益幅を大きくし、一回の取引に対する利益額を増やす。
  • 一旦取引を中断した場合でも、同一のMAGIC NUMBER、買/売にてトレードを再開することが可能。

等の柔軟な対応が可能になります。

EAのダウンロードは「SmallStack FXのダウンロード」に移動下さい。

実行パラメーターは以下の通りです。

パラメータ一覧

MAGIC NUMBER
システムが発注処置をする際に必要な認識番号です。同一口座内で複数のシステムを稼働するときには重複しないようにしてください。
初期値:1000
指定範囲:1以上
実行中の変更可否:不可

買/売
売買の設定です。買いの時はtrue, 売りの時はfalseに設定してください。
初期値:true
指定範囲:true/false
実行中の変更可否:不可

ロット数
発注するロット数です。1ロット10万通貨の業者で1000通貨単位で発注可能な場合は0.01となります。
初期値:0.01
指定範囲:業者に依存します。
実行中の変更可否:可能(保有済みポジションに対しては変更できません。)

最大ポジション数
保有するポジションの最大値を指定します。目安資金フォームを使って資金の範囲内でポジション数を指定してください。
初期値:100
指定範囲:1以上 (最大数は業者に依存します。TitanFXでは200まで等)
実行中の変更可否:可能

相場追従モード
最大ポジション数を超えた場合に損切りして追従するか、それ以上のポジションが増えないように新規発注を停止するかの選択指定です。追従する場合はtrue、追従しない場合はfalseに設定してください。
初期値:false
指定範囲:true/false
実行中の変更可否:可能

トラップ幅
発注間隔を指定します。単位はpipsです。クロス円のでは、0.2円(20銭)間隔発注の場合20と指定します。ループイフダンのB15に相当するのは15になります。
初期値:20
指定範囲:現実的な範囲であればいくらでも。
実行中の変更可否:可能(保有済みポジションに対しては変更できません。)

利益幅
保有したポジションの利益確定幅を指定します。単位はpipsです。ループイフダンのB15に相当するのは15になります。
デフォルト値:25
指定範囲:現実的な範囲であればいくらでも。
実行中の変更可否:可能

ストップロス幅
含み損を軽減するために保有しているポジションをロスカットする値幅です。単位はpipsです。ロスカットしない場合は0と指定します。
ナンピントレードに於いては資金に余裕を持って行い、いつか戻るであろうポジションを保有し続けることが目的なので多用しないほうが良いと思います。また、そのような方針でのEAなので、動作未確認です。必要な場合は手動でも決済可能です。
初期値:0
指定範囲:現実的な範囲であればいくらでも。
実行中の変更可否:可能(保有済みポジションに対しては変更できません。)

スリップページ
スリップページの指定です。指定した値以上のスリップが発生すると発注処理をしません。
また、スリップページを無効としている業者もあります。詳細は業者にご確認ください。指定はpointsです。
初期値:3
指定範囲:0以上(保有済みポジションに対しては変更できません。)
実行中の変更可否:可能(発注済み、保有済みポジションに対しては変更できません。)

システム終了時処理
EAを終了(削除)した時のポジション処理設定です。
 0:何もせずにそのまま終了
 1:約定していない注文中のオーダーのみキャンセルし
 2:1に加え、保有しているポジションも成り行き決済
1、2の処理は同じMAGIC NUMBER且つ同じ通貨ペアに対してのみ実行されます。
初期値:1
指定範囲:0〜2
実行中の変更可否:可能

取引停止時間
休日明けやロールオーバー後の窓開けによる損失防止のための取引停止施行前に一旦、注文中のオーダーをキャンセルし、EA動作を中断するための時間を設定します。時間はサーバ時間になります。指定は分になります。例えば23時55分に設定する場合は23*60+55 = 1435となります。(GMTではありませんので夏時間、冬時間に合わせる必要はありません。)

多くのFX業者がサーバ時間の23:55くらいになっています。各業者 にご確認下さい。
なお、停止時間は取引停止時間の数分前に設定して下さい。
初期値:1432(23時52分)
指定範囲:1〜1439(0時1分〜23時59分)
実行中の変更可否:可能

取引開始時間
休日明けやロールオーバー後の窓開けによる損失防止のために一旦中断していたEA動作を再開するための時間を設定します。時間はサーバ時間になります。指定は分になります。例えば0時5分に設定する場合は0*60+5 = 5となります。(GMTではありませんので夏時間、冬時間に合わせる必要はありません。)

多くのFX業者がサーバ時間の0:5くらいになっています。各業者 にご確認下さい。なお、開始時間はレート変動が少し落ち着いた、取引開始時間の数分後に設定して下さい。
初期値:3(0時3分)
指定範囲:1〜1439(0時1分〜23時59分)
実行中の変更可否:可能

 

当ブログ管理人の個人的な資産運用を目的として作成していますので動作未確認な機能もございます。様々な設定を行い、バックテストやデモ口座でのフォワードテストを行い、最適な設定を探してみて下さい。動作確認済み通貨ペアはUSDJPY, AUDJPY, EURUSDになります。

不明な点などございましたら、お気軽に問い合わせ先へのメール、コメント書き込みして下さい。私もまだあまり詳しくありませんが、可能な限りお答えできるように頑張ります。また、私は普通のサラリーマンのため、回答にお時間をいただくことが多々あるかと思います。出張等が入れば、一〜二週間くらいはお返事ができないこともあるかと思います。ご了承下さい。(クレームは一切お断りさせていただきます。)

十分な動作確認の上、自己責任にてリアル口座で使ってみたいという方がございましたら、お気軽にご連絡下さい。サイトポリシーの免責事項に同意いただいた方にのみリアル口座対応版をお送ります。もちろん、無料です。

ダウンロードサイトができましたら、そちらからご案内できるようにいたします。

現在、次世代バージョン、2次世代バージョンのSmallStackシリーズをリアル口座にて動作確認中です。それらもそのうちに公開させていただく予定です。