リピート系FXトレード 米ドル円の年間変動幅を調べてみた

リピート系トレードは思惑と反対方向にトレンドが向くと含み損が増えていきます。その変動幅が大きいとそれだけ含み損を抱えることになります。

毎年どれだけの変動幅があり含み損はどれだけになるのか? 私が主にトレードしている米ドル円の過去14年間について調べてみました。

西暦(年)高値(円)安値(円)変動幅(円)目安資金 1000通貨単位 B15 _BUY
2004114.88101.8113.07967,324
2005121.36101.6619.701,903,284
2006119.86108.9610.90741,954
2007124.11107.2116.901,490,710
2008111.9587.1024.852,739,802
2009101.4384.7616.671,362,645
201094.9880.2414.741,087,440
201185.5275.549.98558,362
201286.7876.0210.76630,429
2013105.4186.5418.871,685,798
2014121.85100.7521.102,130,284
2015125.85115.8510.00668,712
2016121.6899.4722.212,329,200
2017118.61107.3111.29782,967

表中の一番右の値は各年別に、国内FX業者(レバレッジ25倍)にて1000通貨単位で0.15円間隔のポジションを保有した時の含み損金額になります。

為替レートは上下変動しながら推移するので途中で利益確定したり、スワップポイントが寄与したりするので、その金額が丸ごと必要になるとは思いませんが、サブプライムローン問題に始まり、リーマンショックが起こった2007年の翌年2008年には270万円強の含み損が発生しています。さらにその先3年間は下落が続き、4年間で50円近くも下落し続けます。

買いのみのリピート系トレードを行なっていたら本当に300万円以上の資産を準備しておかなければならなかったのではないでしょうか?

相当余裕資産を持ったトレーダーでない限り、リピート系トレードはほったらかしで運用できるような簡単なトレード手法ではないということがよくわかります。

慌てる必要はないと思いますが相場をみながら売買の方向性を見極める必要があるかと思います。