先月末あたりにまたバグが2件見つかりました。
いやいや、本格的に使い始めると色々と問題が見つかってきます。。。
今回、初めてストレート通貨のトレードに対してSmallStack3の
トレンドフォローモード:2
リカバーモード:2
の設定にしたところ、トレンドが変わってポジションを損切りした後にトレンドが強くなったところでリカバーでポジションを持つはずなのに全くその気配がありませんでした。よく調べると口座が円口座でストレート通貨の取引をすると小数点の桁数が変わるんですね。そのことを考慮していなかったために演算桁が狂って、GMMAの移動線の傾きがほぼ0度になっていたためでした。
また、損切りした情報はMT4がインストールされているフォルダの\MQL4\Filesに記録していくのですが、記録するファイルにシステム固有の情報を出力していなかったために1つのMT4で複数のSmallStack3を上記設定にて実行すると多重に記録を出力するという問題も見つかりました。
今回、上記の2件のバグ対策版をバージョン3.31Realとしてリリースします。
をクリックして新しいバージョンをご利用ください。
ただ、すでにSmallStack3を使っている方には、下記の注意をご確認ください。
注意1:1つのMT4で1つのSmallStack3を
トレンドフォローモード:2
リカバーモード:1もしくは2
で実行されている方
MT4インストールフォルダの下に
\MQL4\Files\StopLossRecover.log
\MQL4\Files\StopLossRecover_<MAGIC NUMBER>_<SYMBOL>.log
という名前でコピーした後にSmallStack3 Ver 3.31をインストールして更新してください。
更新した後は、
\MQL4\Files\StopLossRecover.log
を削除してください。
<MAGIC NUMBER>:実行しているシステムのマジックナンバーです。
<SYMBOL>:トレードしている通貨ペア名です。
例えば、マジックナンバーが1000で米ドル円の通貨ペアの場合は
\MQL4\Files\StopLossRecover_1000_USDJPY.log
となります。
というファイル1つしかない場合は、このファイルを削除してください。
注意2:1つのMT4で複数のSmallStack3を
トレンドフォローモード:2
リカバーモード:1もしくは2
で実行されている方
MT4インストールフォルダの下に
\MQL4\Files\StopLossRecover.log
\MQL4\Files\StopLossRecover_<MAGIC NUMBER>_<SYMBOL>.log
にコピーしますが、1つのシステムにしか反映できませんので、マジックナンバーと通貨ペア名を稼働させているどれか1つのシステムに合わせてください。その設定した通貨ペアでリカバーが実行されます。
これからも色々とバグが出るかもしれませんが、バグが見つかった場合にはできる限り早く対応してブログにアップします。