リピート系トレードは相場が上昇(円安)または下落(円高)のどちらか選択した方向と方向性がないレンジ相場に強いと言われています。ただ、相場は大なり小なりの値動きの波があり、常に意図した方向に一方的に動き続けることはありません。
意図しない方向に大きく値動きした場合は含み損は大きくなります。
「リピート系FXトレード 米ドル円の年間変動幅を調べて見た」で見た通り、変動幅が小さい時は10円未満なので必要な資金は56万円ですが、変動幅が一番大きい年は24.85円で274万円も必要になります。
ただ、値動きの波もなく、ただ一方的に動き続けるわけではないので、初めからその資金を準備する必要があるというわけではありませんが、だんだんと増え続ける含み損をただ眺め続けるのも精神衛生上よくないでしょう。
リピート系トレードは現在値の上値に対して逆指値、下値に対して指値を事前に仕込むことによって、上昇時は逆指値でポジションを持ち、下値は指値でポジションを持つようになります。
下落相場ではできる限り含み損を持ないようにする方法はないものでしょうか?
思いつく方法として、以下の2つの項目についてこれから検証して見ます。
1. 下値に対する指値をやめて、逆指値のみにする
検証結果はリピート系FXトレードの含み損軽減を考える(逆指値)
2. チャート等を使ってシグナルで判断する
2の結果については後ほど報告したいと思います。