SmallStack2 FXの新機能(トレーリングストップ)

SmallStack2 FXの新機能は含み損を減らし、利益幅を広げられる。

先日公開したSmallStack2 FXでは、逆指値機能の他、トレーリングストップ機能を追加しました。

逆指値機能の効果は「リピート系FXトレードの含み損軽減を考える(逆指値)」をご覧ください。

本記事では、トレーリングストップ機能について紹介します。

トレーリングストップ機能は裁量トレードではあまり利用しないと思いますが、自動売買によるトレードでは、かなり有利に利益確保できます。

SmallStack2でオススメなのは

0pipsトレーリングストップ機能

これは、トレーリングストップを0pipsと指定することで、瞬間的な価格上昇を捉えわずかながら利益幅を広げるというものです。

話を簡単にするために為替の価格変動幅を1円単位とします。

2円間隔のトラップ幅で買いのトレードを実行している場合、EAは98円、100円、102円。。。と、逆指値発注を仕掛けます。これらの発注に対して2円間隔で利益幅を指定していた場合は

98円で約定したポジションは100円で決済し2円の利益確定

100円で約定したポジションは102円で決済し2円の利益確定

となります。

0pipsトレーリングストップ機能を使うと

98円で約定したポジションは100円になった時に100円より下がったら決済するようにオーダーします。すなわち、99円になったら決済します。通常よりも一円利益が少なくなります。

100円に下がらず、101円になると今度は101円より下がったら決済するようにリオーダーします。すなわち、100円で決済し通常の2円の利益となります。

値が少しでも上がれば、決済せずにそのまま、ポジションを保有し続け、下がったら即時決済という機能です。

実際のトレードでは、1000通貨単位で0.01円、0.001円という小さな値幅で動きますのでたいていの場合、数円から数十円の小さな利益の上乗せができます。

私も実際に使っています。その決済結果をみると一目瞭然です。

3000通貨で利益幅15pipsの売買結果です。トレーリングストップを使用しないと450円で決済するところ、6回の決済で450円を下回ったのは1回のみ。それ以外では15円〜51円と利益幅が大きくなっています。

この小さな積み重ねが長期投資においては大きな利益と膨れ上がってきます。ぜひ、Small Stack2のデモ口座版で試してみてください。