中高年空手家が増えました。

私は、約一年前の1月に空手を始めました。もうすぐ一年半になろうとしています。

私が通っている道場はほぼ毎日、近隣の公民館や市民体育館、学校の体育館等のどこかで稽古が行われています。子供は、週2コースから週3、週4、フリーコースの4種類があり、大人はフリーコースだけとなっています。すなわち、大人はいつでもどこでも稽古に参加できるようになっています。毎日稽古することも可能です。とは言っても、中高年は仕事もあり、毎日行く体力もなく、だいたいそれぞれ稽古に行く曜日が決まっているようです。私は、水曜日と土曜日、日曜日の3回行くようにしています。

水曜日は、大人も何人かいるのですが、土日の稽古では大人は私一人でした。なので、ちびっこたちと楽しく稽古していました。特に、私とほぼ同時期に入門した2人のちびっこ(その当時は年長さん)、R君とH君とは試合の時に一緒に準備体操したり、お互いに応援しあったりして楽しくやっていました。

稽古していました。という、過去形です。

そうです。1ヶ月ほど前にR君のお父さんとH君のお父さんが2人、入門されたのです。

さらに他の流派の茶帯の方が親子で移って来られました。

すなわち、土日稽古は大人が4人になりました。 うれしいーですね。

組手の稽古もできるようになりました。茶帯のおとーさんが私の相手をしてくれます。私は今年51歳になりますが、他のおとーさんはみんな40代前半です。私も負けないようと、気合いが入ります。

新しく始められた2人のおとーさん。よく勇気を出して入門されたと思います。普段は会社でそれなりの肩書きを持たれて、人に指導する立場になっていらっしゃると思います。それなのに道場では顔を真っ赤にして汗をかきながら、四股だちその場突きを頑張ってます。上段回し蹴りも嘗ての私のように中段振り上げになっていますが、頑張ってます。

頑張る中年、かっこいですね。頑張っているおとーさんを見ていたR君とH君に

「おとーさんと稽古できるようになってよかったね。おとーさんかっこいいね。」

というと、2人とも声を揃えて

「うん。嬉しい」

と、とても喜んでいました。

お二人とも体の柔軟性や体幹、体力とも今は大変と思いますが私よりも10歳近く若いので早く上達されると思います。

「ひであさん、いつ頃から体柔らかくなったんですか?どんなことやってるんですか?」

「形ってどうやって覚えられました?難しくて覚えれないです。」

等色々聞かれますが、私もまだまだ5級で人様に教えるほどではないのですが微力ながら私の経験範囲でお話しをしています。目標はみんなでシニアオープンに参加ですね。

次回の稽古が楽しみです。

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